池の平
湯ノ丸高原と高峰高原の間には、池の平という湿原があります…
’92. 5.12. 雲上の丘から池の平を俯瞰します…
池の平に下りるとカモシカが現れることも…
’96. 5.24. 好天に誘われてやってきても、花にも新緑にもまだ早い…
’96. 6.21. やがて梅雨。太陽を隠して雲が下りてきます…
垂れ込める雲。湿原開口部から荒船山方面…
わずかに侵入したカラマツが、いつの間にか大きく育っている…
一隅に残るアヤメ池。周辺部からのササの侵入。乾燥化は湿原の宿命…
’97. 6.21. 池のほとりには、小さくてかわいいヒメシャクナゲ…
’94. 6.15. 池に映る篭ノ登山。夕映え…
’97. 7.19. やがてハクサンシャクナゲも咲く…
今は駐車場が有料になってしまいましたが、気軽に散策が楽しめます。規模の大きなお花畑はありませんが、人気のコマクサもあり、周辺部も含めて、季節を追って次々にいろいろな山の花が咲きます…
6月の浅間山
雨の季節。山が姿を見せないことも多い…
’94. 6.10. 火山館の東の天狗の露地。浅間山は隠れてしまいそう…
’95. 6. 7. 天狗の露地。姿を見せる浅間山…
’95. 6.17. 前掛山から望む噴火口、釜山。立ち上る噴気は雲と一体となる…
’95. 6.30. 黒斑外輪山に囲まれた湯ノ平高原。浅間山本体の前掛山…
’94. 6.15. 黒斑山の奥に前掛山、釜山。篭ノ登山にて…
花咲く水ノ塔山への稜線。赤ゾレ。高峰高原。黒斑山。篭ノ登山にて…
’97. 6.21. 五月晴れの篭ノ登山から黒斑山を望む。浅間山が頭を見せる…
赤ゾレ。水ノ塔山。登山口は高峰温泉。高峰高原。黒斑山…
’97. 6.19. 湯ノ丸高原、桟敷山から浅間山に湧く雲を眺める…
’94. 6.14. 八風山からの夕焼けの浅間山…
6月になると花の写真は多くなります。でも浅間山の写真は少ない。雨の季節。五月晴れもありますが、やはりチャンスの少ない月です。というわけで、同じような写真が多くなってしまったいいわけでした…
雲海
天気予報は晴れ。でも目覚めると曇り。こんな時は…
’95. 5.29. 軽井沢にて 緑深まる森に霧が立ち込める…
’97. 5.25. 高峰高原にて 標高1973mの車坂峠の朝…
車で登れる車坂峠から、佐久平を埋める雲海の彼方に山々を見る…
南佐久の山々。奥秩父連峰。富士山…
雲海の波打ち際まで下りてみます…
軽井沢より標高が上がって、まだ芽吹きの季節…
赤松林が微妙に霞みます…
やがて霧は去り、天気予報通りの晴れに…
’96. 5.17. 角間渓谷にて 射し込む陽射しに若葉が映える…
晴れの予報なのに曇り。濃霧注意報。雲海になっている可能性があります。標高の高い峠に車道が通っていて、好条件。でも予想通りというのは稀です。むしろ偶然そんな景色に出会うのがほとんど。20年以上前の写真。高峰高原でこの時以上の雲海には出会っていません…
5月の浅間山
慌しい里の春に遅れて、山にも春が迫る…
’95. 5.31. 雪解けが進んだ鬼押出し…
1783年。天明噴火。200年余りを経て、溶岩の流れを固定し…
わずかに植物が侵入する…
’92. 5.11. 残雪。槍ヶ鞘で姿を現す浅間山…
’92. 5.12. 翌朝。変わらないように見える雪の量。朝日は逆光…
’94. 5.25. 妙義山の山頂で迎える朝。裏妙義の奥に浅間山…
’96. 5. 6. 茂来山からの浅間山。こんな時季に新雪…
’96. 5.23. 草すべりからの浅間山…
強い陽射し。でも冬枯れ…
’96. 5. 6. 入山峠からの夕日。茂来山に登った同じ日。新雪の浅間山…
春の陽気に誘われて山に登れば、花も芽吹きもなく、冬枯れの林。残雪。陽射しだけが強い…。それでも確実に春に向かう。少しずつ…。慌しく…。一進一退しながら…。
浅間山麓の四月
春の陽気に誘われて、山に登ると…
’95. 4.10. 湯ノ平には大量の残雪…
’92. 4. 7. 小浅間山からの浅間山の斜面にも残雪の模様…
’96. 4.15. ヒサシゴーロ尾根の樹林の斜面にもまだらな残雪…
同じ日の大日滝にはまだ氷の造形…
すぐ下の不動滝は日を浴びて融け始めています…
’92. 4. 8. 残雪の樹林を流れる鹿沢の湯尻川…
’92. 4.11. 芽吹きを待つダケカンバは霧に包まれ…
幹を分けて伸びる大きな木もひっそり佇む…
芽吹きはまだ先。それでいて生命感を漂わせている…
’92. 4. 7. 浅間山麓の小諸から、暮れ行く槍穂高連峰を眺める…
浅間山の写真を撮るようになるのは1992年2月から。同じ年の11月から、ずっと小諸に住んでいます…
4月の浅間山
強い陽射し。咲き始める春の花。それでも山には残雪…
’92. 4. 7. 小浅間山にて 浅間山の北斜面には大量の残雪…
’92. 4.14. 二度上峠にて 上部は植生を欠き、未だに雪の斜面…
’03. 4.22. 稲村山にて 東に伸びる尾根を境に雪のつき方が変わる…
’96. 4.11. 八風山にて 南斜面に残る雪はまばら…
’94. 4.22. 石尊山にて 山の上は、花も芽吹きももう少し先…
’92. 4.11. 小浅間山にて 雲に隠れる夕日。山麓からも雲が湧く…
’92. 4.13. 浅間隠山にて 日の入りが近づく…
’96. 4.18. 入山峠にて 日の入り…
’97. 4.26. 小沢岳にて 沈む夕日。霞む浅間山…
里は春めいても、山に登れば花はなく、雪さえ残っています。4月の始めと終わりでは大いに違うし、山の標高でも、尾根か谷か、南斜面か北斜面かでも違う。春は変化の大きい季節です…
鼻曲山・浅間隠山
浅間山の東の峰。上信国境の鼻曲山。その北の浅間隠山…
’97. 3.19. 朝、八風山から望む山々…
’97. 3. 9. 浅間隠山からの日の出。榛名山が霞む…
’97. 3. 6. 鼻曲山からの朝日に映える浅間山…
同じ日、鼻曲山からの浅間山…
’94. 3.18. 鼻曲山
同じ日の浅間隠山。雪を戴く上信越の山々…
’97. 3. 8. 鼻曲山と浅間隠山の間の二度上峠からの浅間山…
’97. 3. 5. 鼻曲山からの夕日…
’97. 3. 8. 浅間隠山からの夕日…
同じ日、暮れなずむ浅間山…
浅間山の東の山の連なりは、浅間山のいい展望台。でも樹林帯では展望は望めません。最近では鼻曲山でも木が成長して、浅間山が見えにくくなってしまいました。ドローンでも使えばいいのでしょうが…