浅間山麓の11月

秋から冬へ向かう季節… ’92.11.10. 浅間山麓にて 空が明るくなる。地を這う霧が動き出す… ’95.11.10. 剣ヶ峰にて 新雪の黒斑外輪山と湯の平高原… 黒斑山と剣ヶ峰は、元はひと続きだった… ’95.11.30. 黒斑山にて 立枯れに樹氷が発達する… ’96.11.18. 湯の平に…

11月の浅間山

秋は深まり、空気は澄み、そろそろ雪も… ’95.11.26. 八風山にて 雲海に浮かぶ朝の浅間山。新雪をまとう… ’95.11.22. 六里ヶ原にて 雲絡む朝の浅間山… ’94.11.25. 軽井沢にて 農作業の終わった田畑から見る朝の浅間山… ’95.11.10. 剣ヶ峰にて 薄っすら雪を被…

カラマツの黄葉

深まる秋。遅れて色付くカラマツ… ’96.10.18. 池の平にて 斜面を染めるカラマツの黄葉… 2000mを越える標高で、カラマツも盆栽風… ’94.10.25. カモシカ平にて カラマツの黄葉、最盛期… 早く色付いた木々は葉を落としている… ’95.10.26. 荒涼とした前掛山斜面…

紅葉

浅間山登山道。木々が色付く季節… ’95.10. 2. 霧の中に現れた木々は、淡く色付き始めています… 早くも鮮やかなのは、ツタウルシでしょうか… 赤い実をつけるナナカマド… ’95.10. 3. 標高の高い場所は、常緑樹に雑じって紅葉が始まっている… ’96.10.10. かえで…

10月の浅間山

10月。秋晴れ。空高く、空気澄み…。寒くもなってくる… ’94.10. .7. 蛇骨岳にて 黒斑外輪山の一角。北から雲が湧く… 黒斑山を越えてトーミノ頭へ。日は傾き、雲が流れ、自分の影が… ブロッケン現象。浅間山は霞む… ’95.10. 3. 前掛山にて 雲湧く釜山噴火口… ’…

9月の花

山は早くも秋の気配。それでもまだ、花は咲く… ’95. 9. 1. 浅間山麓にて ミヤマモジズリ 剣ヶ峰とアキノキリンソウ アザミと似ているタムラソウ… 8月頃から咲いて、下から上へ咲き上がる。ヤナギラン… ’92. 9. 3. 池の平にて ヤナギラン ’95. 9.21. 浅間山麓…

9月の浅間山

9月。秋雨もありますが、澄んだ秋空もあります… ’87. 9. 1. 常念岳にて 北アルプスからの朝日。浅間山のシルエット… ’92. .9. 4. 蛇骨岳にて 黒斑外輪山稜線、仙人岳と浅間山… 黒斑山からの浅間山。右に剣ヶ峰。その奥は妙義山… オヤマリンドウと浅間山… ’03…

8月の花

暑い日が続く下界。山では秋風。花も秋めく… ’97. 8. 7. 池の平にて クガイソウ ’97. 8. 7. 高峰高原にて シモツケソウ ワレモコウ ’97. 8. 9. 浅間山麓にて レンゲショウマ フシグロセンノウ ’94. 8.23. 池の平にて ヤナギラン ’97. 8.29. 池の平にて ツリ…

8月の浅間山

夏山シーズン。夏の浅間山。なのですが… ’88. 8.22. 美ヶ原にて 日の出… 雲海の彼方に浅間連山が浮かぶ… 上空の雲も踊りだす… ’95. 8.28. 黒斑山にて 浅間山上空の大きな雲… ’16. 8. 9. 黒斑山にて 浅間山と仙人岳… 浅間山とトーミノ頭… 浅間山とトーミノ頭……

7月の花

花の季節。展望はなくても、被写体は多い… ’92. 7.12. 黒斑山にて 小さなかわいいコケモモ… クロマメノキも、小さくて目立たない花… ’95. 7.10. 高峰山にて ベニサラサドウダン… ’94. 7.11. 三方ヶ峰にて ウスユキソウ… ’94. 7.13. 黒斑山にて ゴゼンタチバ…

7月の浅間山

梅雨。まだまだ雨の季節。でもやがて、暑い夏… ’99. 7.29. 小諸にて うっとうしく、山に絡みつく雲… ’95. 7.14. 浅間山の北斜面の鬼押出し溶岩流… 灼熱の溶岩にも、今はわずかに植物が侵入… 山頂の雲は取れないまま、夕映えの時を迎える… ’97. 7.23. カモシ…

山の新緑

梅雨。もう夏。でも山は、やっと新緑の季節… ’95. 6. 7. 天狗の露地にて やっと芽吹き始めた山上のカラマツ… ’97. 6.13. 高峰山にて やがて葉を伸ばす… ’97. 6.13. 黒斑山にて 足元の幼木も… ’92. 6.19. 高峰高原にて 葉を伸ばしたカラマツが、霧に包まれる……

池の平

湯ノ丸高原と高峰高原の間には、池の平という湿原があります… ’92. 5.12. 雲上の丘から池の平を俯瞰します… 池の平に下りるとカモシカが現れることも… ’96. 5.24. 好天に誘われてやってきても、花にも新緑にもまだ早い… ’96. 6.21. やがて梅雨。太陽を隠して…

6月の浅間山

雨の季節。山が姿を見せないことも多い… ’94. 6.10. 火山館の東の天狗の露地。浅間山は隠れてしまいそう… ’95. 6. 7. 天狗の露地。姿を見せる浅間山… ’95. 6.17. 前掛山から望む噴火口、釜山。立ち上る噴気は雲と一体となる… ’95. 6.30. 黒斑外輪山に囲まれ…

雲海

天気予報は晴れ。でも目覚めると曇り。こんな時は… ’95. 5.29. 軽井沢にて 緑深まる森に霧が立ち込める… ’97. 5.25. 高峰高原にて 標高1973mの車坂峠の朝… 車で登れる車坂峠から、佐久平を埋める雲海の彼方に山々を見る… 波立つ雲海。八ヶ岳の奥に南アルプス…

5月の浅間山

慌しい里の春に遅れて、山にも春が迫る… ’95. 5.31. 雪解けが進んだ鬼押出し… 1783年。天明噴火。200年余りを経て、溶岩の流れを固定し… わずかに植物が侵入する… ’92. 5.11. 残雪。槍ヶ鞘で姿を現す浅間山… ’92. 5.12. 翌朝。変わらないように見える雪の量…

浅間山麓の四月

春の陽気に誘われて、山に登ると… ’95. 4.10. 湯ノ平には大量の残雪… ’92. 4. 7. 小浅間山からの浅間山の斜面にも残雪の模様… ’96. 4.15. ヒサシゴーロ尾根の樹林の斜面にもまだらな残雪… 同じ日の大日滝にはまだ氷の造形… すぐ下の不動滝は日を浴びて融け始…

4月の浅間山

強い陽射し。咲き始める春の花。それでも山には残雪… ’92. 4. 7. 小浅間山にて 浅間山の北斜面には大量の残雪… ’92. 4.14. 二度上峠にて 上部は植生を欠き、未だに雪の斜面… ’03. 4.22. 稲村山にて 東に伸びる尾根を境に雪のつき方が変わる… ’96. 4.11. 八風…

鼻曲山・浅間隠山

浅間山の東の峰。上信国境の鼻曲山。その北の浅間隠山… ’97. 3.19. 朝、八風山から望む山々… ’97. 3. 9. 浅間隠山からの日の出。榛名山が霞む… ’97. 3. 6. 鼻曲山からの朝日に映える浅間山… 同じ日、鼻曲山からの浅間山… ’94. 3.18. 鼻曲山 同じ日の浅間隠山…

3月の浅間山

雨が降り、雪融けが進むかと思えば、雪が降り、冬に逆戻り… ’92. 3.19. 黒斑山にて 強い風が吹いてあまり見ない模様を残す。夕映え… ’94. 3.15. 小諸市袴腰にて 剣ヶ峰・牙山の奥に姿を見せる。夕映え… ’94. 3.16. 上の写真と同じ場所で。翌朝… ’94. 3.16. …

冬の湯ノ丸高原

浅間山の西には山が連なり、湯ノ丸高原が広がる… ’03. 1.16. 下の写真も 朝の斜光線で木々の影が新雪に伸びる… 湯の丸高原キャンプ場では湯ノ丸山が姿を見せる… ’00.12.27. 湯ノ丸山を巻くと、カラマツの樹氷の奥に烏帽子岳… ’02. 3.14. 大きく姿を現す標高2…

2月の黒斑山表コース

黒斑山の登山口は高峰高原の車坂峠。標高1973m。冬も車が通う… ’92. 2.11. 最初のピークが車坂山。シュカブラが見られることもある… ’92. 2.10. 槍ヶ鞘が近づくと高峰高原を俯瞰できる。彼方には北アルプス… ’92. 2.10. 浅間山が見え出す槍ヶ鞘から、次のピ…

2月の浅間山

2月に撮影した浅間山です。 ’92. 2.10. 黒斑山に向かう途中で撮ったもの… 同じ日、さらにトーミノ頭の先まで行って撮ったもの… 同じ日、槍ヶ鞘で撮った暮れ行く浅間山。 ’95. 2. 8. 黒斑山表コースを行くと槍ヶ鞘手前で浅間山が姿を現す… 同じ日、踏み跡は黒…

1月の浅間山登山道

小諸側の浅間山登山道は浅間山荘が登山口。蛇堀川沿いを行く… ’95. 1. 9. 硫気孔列を流れる蛇堀川にかかる不動滝… ’11. 1.13. 次の写真も 硫黄分、鉄分等、混じり物が多く、濁って凍る… 白い雪が載る… ’95. 1.25. すぐ上には大日滝。断層の作る段差に2つの滝…

1月の浅間山

1月に撮影した浅間山を紹介します。 ’95. 1. 9. 浅間山登山道にて ’97. 1. 1. 朝 八風山にて ’97. 1.13. 朝 八風山にて ’98. 1.31. 朝焼け 二度上峠にて ’02. 1.18. 四阿(あずまや)山 的岩にて 下の写真も 『浅間山物語』本編で使ったもの… ’11. 1. 8. 夕…

むすび

山中をさまよい 時を遡る 生命に出会い その関わりに感嘆する 入山峠からの夕日と浅間山 浅間山にこだわり 小さな生命を見つめながら 時空を越えて 想いは果てしなく広がって行く 浅間山は今も活動し、成長を続けています。成長を止めた火山は、風化・浸食等…

生命 見つめて

氈鹿 かもしか 「ほーい。」 私はカモシカを見つけると、すぐに声をかける。遠くから気付かれずに撮影するほどの、望遠レンズを持っていない。 多少遠目からシャッターを切る。警戒のゆるい内にカメラに慣れてもらう。 相手が距離を取って離れて行くようにな…

生命 見つめて

鳥 ほか 山で見かける鳥や獣。でもすぐ逃げられて、いい被写体になってもらえない… 虫をくわえたアカハラ 看板に留まるホオジロ ホシガラス 高山で見かけ、ダケガラスともいう… 足元でカサコソと音。カメラを向けると固まっている。ハタネズミか… たまに見か…

生命 見つめて

虫たちⅡ ハチやアリ、ハエやカ、そしてチョウはより進化した昆虫… 未知なるものへの怖さ。でも… しっかり撮ろうとレンズ越しに見ていると、意外に近づいていて… それに、色も模様も大きさもさまざま… コイツらがチョウやガになる。事実があるから当たり前に…

生命 見つめて

虫たちⅠ 羽を折り畳めないトンボは、昆虫としては古いタイプ… バッタは羽を折り畳む。ただ、羽を退化させてしまうものなど、種類は多い… セミは樹液を吸うように、口を針状に特殊化させた… ノアザミに来た、小さな小さなハナカミキリの仲間… マルバハギにや…