むすび

山中をさまよい

時を遡る

生命に出会い

その関わりに感嘆する

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入山峠からの夕日と浅間山

 

浅間山にこだわり

小さな生命を見つめながら

時空を越えて

想いは果てしなく広がって行く

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浅間山は今も活動し、成長を続けています。成長を止めた火山は、風化・浸食等の作用を受けて形を変えて行きます。山体崩壊等、火山の変遷の中で大きな事件も起きます。それは、人が体感できない長い長い時の流れを経て起きること。でも、活動的な噴火口を離れるにつれて変化する地形を観察すると、長い時間経過の中で起こったことを想像することはできます。その間数万年。古黒斑火山まで含めると10万年を越えるかも…。数万回、四季を繰り返してきた。激しい火山活動で焼かれた草木もあったでしょう。それでも植生は荒涼とした火山を覆うように発達し、虫たち、鳥たち、獣たちが棲むようになる。豊かな自然。生態系。今の浅間山浅間山誕生物語。撮り溜めた写真をそんな思いで編集してみました。