浅間山Ⅰ
3月22日、浅間山の斜面。珍しく水音を聞きます…
雪融け水が流れています。すぐに水がしみ込みそうな砂礫の斜面。見ていると小石を転がして流れています。雪にぶつかると土砂とともに砂礫を積み上げ、流れを変えます。そんなことを繰り返しているようです。近くにあった土砂の盛り上がりが、意味不明ではなくなります…
古い溶岩ドームの小浅間山。少し霞んでいますが、遠くの山までよく見えています…
上越国境の山々。穏やかな春の日射し…
上信国境の山々…
四阿(あずまや)山。手前には黒々とした鬼押出し溶岩流…
吹き溜まるように雪を残す浅間山の斜面…
まだ芽吹きとかには早いけれど、目に付いたのは地衣類。アカミゴケの仲間でしょうか…
2013年の撮影です。浸食と一口に言ってもいろいろあります。それは分かっていたつもりでした。でも目の前で小石を転がし、土砂を積み上げるのを観察する機会はあまりありません。思わずしゃがみこみ、しばらく眺めてしまいました…