釜山

浅間山。標高2568m。その山頂は大きな噴火口。釜山と呼ばれています。

f:id:notahiro:20171013171411j:plain不気味な音…

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吹き出す蒸気…

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硫黄の臭い…

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引き込まれそうな感覚…

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前掛山の中に釜山ができたのは天明3年。1783年

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とても若い山。

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総てが地中から吐き出された岩。

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今も活動を続けています。

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旧火口・前掛山からの釜山。

昔の写真です。現在入山規制があり、立入禁止になっています。

はじめに

 火山噴火。それは破壊的。でも一方で、新たな大地を生み出す活動。荒涼とした噴火口周辺。生まれたての大地。少し離れると、わずかに植生が見られます。さらに下れば、潅木、樹林、多くの花々、虫、鳥、時に動物たちも現れて…。いつしか豊かな自然育む山麓。見事な生態系が営まれています。浅間山という火山やその周辺の写真で、浅間山誕生物語を編む。生まれたての荒涼とした大地が、やがて豊かな生態系の自然に移り変わって行くさまを表現してみたい。『浅間山物語』と名付けてみました。

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               浅間山からの日の出  燕(つばくろ)岳から遠望

 目次

釜山

前掛山

鬼押出し

弥陀ヶ城岩

浅間山

黒斑山

剣ヶ峰 牙山

山のかたち

時を追って

 残雪の頃

 芽吹きの頃

 花咲く

 雨の頃

 花盛り

 実を結ぶ

 移ろふ頃

 雪が来た

 雪降る中を…

 樹氷の山

 雪さまざま…

 夜を越えて

生命 見つめて

 虫たち

 鳥 ほか

 氈鹿 かもしか