アサギマダラ
この時季湯ノ丸高原などに出かけると、アサギマダラに出会える…
’00. 8. 5. 渡りをするチョウとして知られている…
’00. 8.22. ヨツバヒヨドリなどで蜜を吸っているのを見かける…
’97. 8.29. ゆったり飛ぶ姿。遠く南の島へと渡って行くのが信じられない…
’03. 8.22. 同時に複数のアサギマダラに出会うこともある…
’08. 9. 1. これは霧ヶ峰で出会ったもの…
’15. 8. 2. 羽が何とも美しい…
よく見ると羽の奥に花が透けて見える…
’20. 8. 6. ノアザミ。今年はヨツバヒヨドリ以外の花で出会う…
’20. 8.10. マルバダケブキ。長雨や猛暑で花もおかしい…
それでも皆キク科の花…
羽に捕獲した場所や日付などを書いて放ち、再び捕獲された情報を集めるマーキング調査で、移動の実態が分かってきているようです。改めて写真を見直してみると、ほとんどが8月に撮ったもの。好きな花の密を求めて、毎年やってきているらしい。世代を超えて繰り返される渡りは、どれほどの歳月になるのでしょうか…
8月の花
夏の盛り。そして山は秋に向かう…
’97. 8. 9. 浅間山登山道にて ボタンの名に反して地味なクサボタン…
ミヤマタムラソウ。キク科のタムラソウのほか、シソ科にも○○タムラソウというのがいくつかあります。でもその名の由来には接したことがありません…
’98. 8.10. 浅間山登山道にて もう萩。マルバハギでしょうか…
シナノアキギリか。葉まで見てくれば、キバナアキギリと迷わないのですが…
ママコナ。まだ咲き始め…
’97. 8. 7. 池の平にて ホソバノキソチドリはもう花が終わるところ…
’97. 8.29. 池の平にて 花を終えたグンバイヅル。実は軍配の形…
マツムシソウは今が盛り…
ヤマラッキョウはまだつぼみが多い…
’97. 8.30. 黒斑山にて 花を終えたハクサンオミナエシは若い実をつけている…
萩は秋の花。でも結構早くから咲き始めています。季節の花。季語。歳時記。人が決めた季節感に引きずられながら、実際の季節とのギャップに混乱してしまうことがよくあります。歳時記などは旧暦の頃からのもの。8月7日は立秋で、暦の上では秋になります。お盆の頃には秋めく高い山は比較的暦に忠実。でも山の上では、春の花、夏の花、秋の花とされるものを、同じ日に見ることも珍しくありません。花期が6月~9月。人によって春の花と認識されたものが、夏の花、秋の花と思われていたりします…
7月の花
雨の止み間を狙い山へ。その度生長している植物。花も替わり、季節が進む…
’99. 7. 1. 高峰山にて ベニサラサドウダン…
ハクサンシャクナゲが咲き出した…
ニッコウキスゲはつぼみを準備している…
これから咲く花の準備。シュロソウでしょうか…
’99. 7.15. 黒斑山にて タカネニガナ…
’99. 7.24. 湯ノ丸山にて ノギランのつぼみ…
ノギランの花。同じ日でも咲き始めている…
’99. 7.29. 池の平にて クルマユリのつぼみ…
次々咲く花。花にばかり目が行きますが、これから咲く花のつぼみや咲き終わって若い実になっているものなど、いろいろな植物たちに出会うことが出来ます。馴染みになった山でも、たまに思いもよらない花に出会えたり、そんなこともあります…
7月の浅間山
まだまだ雨の季節。それでもやがては梅雨明け…
’19. 7.10. かつて浅間山は存在せず、黒斑山は今の浅間山を凌ぐ巨大な火山だったらしい。その黒斑山が山体崩壊。残骸として残る今の黒斑山は外輪山のような姿。黒斑外輪山、仙人岳…
梅雨の晴れ間。絡んでいた雲が取れて、浅間山が姿を現す…
黒斑外輪山の内壁は崩壊面。雲が去来する…
孤立する剣ヶ峰も、かつては黒斑山とひと続きだった…
’19. 7.31. 梅雨が明けて、ニッコウキスゲが咲く…
高峰高原。奥には篭ノ登山、水ノ塔山が見える…
今年も気象災害。連日辛いニュース。新型コロナウィルスの影響も続いています。直接的な影響はなくても、お気楽に山に出かけるのも憚られます。それでもそんなことしか出来ません。こんな時だからこそ、しっかり生きないと…
湯ノ平高原
小諸側の浅間山登山道を登ると黒斑山と前掛山の間の湯ノ平高原に着きます…
’95. 6. 7. 剣ヶ峰の陰の天狗の露地。カラマツはまだ芽吹き…
’97. 6.21. ナナカマドも新緑…
’95. 6.17. 仙人岳に並ぶ岩峰。層を成していた火山の断面…
外輪山状の黒斑山に囲まれた湯ノ平高原…
’96. 6.20. ハクサンイチゲが咲いています…
’97. 6.22. ユキワリソウも…
’95. 6.30. カモシカ平からトーミノ頭を見上げる…
蛇堀川源頭からの牙(ぎっぱ)山…
湯ノ平高原から外輪山の一角を眺める…
先日行ってみるとハクサンイチゲはなく、イワカガミばかりになっていました。24年前の写真。自然のままでも変遷はあります。変わるもの、変わらないもの。でも結局、ただ見ているだけしか出来ません…